高度成長時代を迎える前の高性能レンズ

高度成長時代を迎える前の高性能レンズ

高度成長時代を迎える前の高性能レンズ

第二次大戦後、日本が復興してくると技術力が経済に大きく反映してきます。

カメラメーカーもそのひとつ。

当時、フィルムの感度が悪いことから明るいレンズのニーズが増し、世界各国のレンズメーカーがf値を競うレンズを発売したのです。

その最高峰が1960年にキャノンから発売された50mmF0.95というレンズ。

なんと人間の目の4倍の明るさを誇っていました。

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当時のカメラはレンジファインダーしかありませんでしたから、レンズを開放値にしたらどこにピントが合うか分からないくらい実用性のないレンズですが、それでも技術力を誇示するには大きな威力を見せました。

この時代、今は残っていない光学機器からもいろいろなカメラやレンズが販売されましたが、その中でも幻のレンズと言われている優秀なレンズがあります。

そのひとつがZUNOW5cmF1.1というレンズ。

これを開発したのは帝国光学という会社で、第二次大戦中、海軍が暗い海の上で偵察する際に明るいレンズが欲しいという要請がきっかけでした。

結局、戦時中に開発が間に合わなかったのですが、その後、研究を重ねて1953年に発売されました。

もちろん少量生産ですし、高価なので買い求められることも少なく、やがて会社そのものが消滅してしまったので、今は時折、中古レンズショップで見かけるのみです。

といっても、その価格は安い軽自動車ぐらい買えるくらいの値札がついていますが。

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