アマチュアレベルでは実用性の薄い高性能レンズ

アマチュアレベルでは実用性の薄い高性能レンズ

アマチュアレベルでは実用性の薄い高性能レンズ

f値を低くすることはレンズの優秀さを示すひとつの方法なので、どのメーカーも採算を度外視して、f値の低いレンズを販売しています。

キャノンは50mmと85mmにF1.2がありますし、ニコンにも50mmにF1.2があります(ただしマニュアルフォーカス)。

またコシナというレンズメーカーは最近、ミラーレス一眼に使われているマイクロフォーサース規格の撮像素子に合わせてF0.95という驚異的な明るさのレンズを販売しました。

これらのF1.2やF0.95という開放値を持つレンズ、実際に使ってみると使い手と被写体を選ぶことがよく分かるでしょう。

たとえばキャノンの85mm。最短撮影距離は0.95mですが、この距離から女性のポートレートを開放値で撮影しようとすると、極端な話、まつ毛の先端と根元、どちらにもピントを合わせることができるのです。

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写真は立体を平面に写すわけですから、まつ毛の先にピントを合わせると、その平面を映し込み、まつ毛の根元にピントが合えば、その平面が映り込むわけですね。

1cm以下のピントという、被写界深度がものすごく浅い写真になるため、意図通りに撮影できた時の仕上がりは感動的ですが、少しでもピントがずれた途端、見るも無残な写真になります。

これらの高性能レンズは、レンズそのものや内部構造のクオリティが高いのでピントを絞っても質の高い写真になりますが、その差は開放値ほど大きくありません。

あまり実用的ではありませんし、開放値の高いレンズは大口径となるため、レンズそのものが重く、巨大になります。

それでも、これらのレンズが物欲を刺激する理由は、ミドルサイズ以上のデジイチにこれをつけると、とても格好いいからなのです。

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